本物のマスクを探す真贋判定ラベル、防疫用品にも適用された「ヒドゥンタグ」
新型コロナ変異ウイルス「オミクロン」の伝播と格上された距離を置くこと、強化された防疫パス指針などマスクがなかった時代に戻ることは難しい。 ウイルス発見初期、マスク大乱が起き、価格が高騰した時期とは違って、さまざまなブランドのマスクが生産され、混乱の中、偽の防疫物品も登場した。
マスクをはじめとする手洗浄剤、消毒殺菌用品等の違法コピーが急速に市場に流通し、消費者への被害が懸念されている状況である。 このため株式会社CK&Bのべ·ギヒョク代表は「防疫に必要な物品の販売拡大防止に正規品認証のセキュリティラベル"隠れたタグ"が役立つだろう」と述べた。
続いて「消費者が防疫製品を購入した場合、ウイルス遮断程度に差がある正規品と偽物に対する確認ができないまま使用する可能性があり、安全に対する保護装置が必要」と付け加えた。
「ヒドゥンタグ」は携帯電話のアプリで物品に合わせて製作された認証ラベルをスキャンすると、本物かどうかを確認できるサービスだ。 また、消費者はどのような経路を通じて物品が流通しているかを確認でき、より安心して使用でき、販売者は流通管理が可能である。
すでに防疫用品以外にも食品、化粧品、衣類など900余りの多様な消費財産業群で「ヒドゥンタグ」を使用しており、精巧にデータ化した製品固有のIDを顧客が望む多様なラベル素材で製作できるという点が大きな長所と評価されている。
ホログラム、ボイド、オーロラ、流布紙などマスク包装紙に直接印刷も可能で、ステッカー、ハングテック、保証書などウォーターマーク技術を利用した多様な規格、材質、方式のラベル技術で、ヒドゥンタグは他の方式の正規品認証との差別化を試みている。
これらの技術力が認められ、科学技術情報通信部主催の「2021大韓民国ICTイノベーションアワード(Innovation
Awards)」で科学技術情報通信部長官表彰を受賞し、2023年まで7年連続で政府の輸出バウチャー遂行機関としても再選定された。